理念

・公平無私

公平で私心をまじえないこと。

・独立不羈(どくりつふき)

他から何の束縛や制約を受けることなく、自らの考えに従ってことを行うこと。

 

 私はかつて約10年間、第三者認証機関に在籍していました。第三者機関とは、当事者から独立した立場に立ち、そして中立公正でなければなりません。この場合の当事者とは、電気機器の製造者と、その機器を利用する消費者を指します。コトは「安全」に関わることですから全くもって当然なことなんですが、現実は……(ここには書けない)。

 また、電安法の登録検査機関の一員として、電安法行政の中枢に首まで浸かる経験もしましたが、この消費者軽視っぷりもなかなかのものです(これについては、著書にまとめましたので、興味をお持ちの方にはご一読ください)。

 

 そんなわけで私は、人生の最期に後悔しないよう、個人事業主としてお客様にサービスを提供するにあたり「公平無私」と「独立不羈」、この二つを理念に掲げます。ボパール化学工場事故(1984年)チャレンジャー号爆発事故(1986年)をご存知でしょうか。技術者の倫理観の欠如によるこんな事故は、二度と繰り返してはならないのです。