PSEマークの誤解

 電気用品安全法(以下、電安法)の対象となる製品に表示されているマークが、「PSEマーク」です。右図のように2種類ありますが、その細かい説明についてはここではおいとくとして

 

 私も時々インターネットで買い物をしますが、例えば充電器(ACアダプター)やらリチウムイオン電池パックで、「PSEマーク付」や「PSEマーク表示品」、「PSEマーク取得品」なんていう宣伝文句を見ると、ちょっと切ない気持ちになります。

 

 ACアダプターなら◇PSEマーク、リチウムイオン電池パックは◯PSEマーク、これらの表示があるのは当たり前です。そうでないと違法になっちゃいますからね。そんなことよりも問題は、電安法の重大かついつまでも改正されない欠陥のために、「PSEマークがあっても、安全とは限らないってところなわけで(電安法の重大な欠陥についてはコチラを参照)。いずれにしても、「PSEマークの取得」っていうのは完全にオカシな話です。コイツらはあくまでメーカーや輸入事業者の自己主張(自己宣言)であって、取得するものではありません。この辺を理解されていないコンサルティング会社(?)もちょいちょい見られるようですが

 

 ともかく、「安全法」なんて名前の危険な法律を、さっさと改正してくれる政党はどこですかね。そんなことより重要な問題が他に山積みですか、そうですよね