Made in Chinaの話(2)

 家庭やオフィスにあるいろいろな家電、日本のメーカーの製品でも、Made in Chinaって書いてあるの、多いですよね。

 

 我が家では、家電の調子が悪かったり壊れたりすると、私がとりあえずフタを開けてみて修理を試みたりします(もちろん自己責任で)。以前、とある製品の調子が悪かったのでフタを開けたところ、その調子の悪さと関係があるのかどうか分かりませんが、電源基板がすごい状態でビックリしました。

 新品とは言いませんが、使用期間はわずか数週間。

・シャーペンでほじくったような、ガッサガサのスリット

・そのガッサガサのスリットに残る削りカス

・ガタガタ&ケバケバの基板の端

・ハンダ付けの悪い例を地で行く、ハンダのてんこ盛り

・ズレズレの部品の位置

・とにかくなんか汚い!

などなど。電源基板は下手すると煙や火が出るところですから、削りカスが残ってるなんてのはさすがにヤバいでしょう。

 

 日本では誰もが知る、某大手通信会社の製品です。こういう場合、その通信会社が中国の製造工場に対して何かしら指導的なものをするのだろうと思っていたのですが、この状態を見る限り、少なくともこの会社は何にもしなかったみたいですね。中身がこんなになってるなんて、我々が買う時には分からないわけで、なんだか残念ですね