例1.有意水準(→下記注)は同じで標本数が異なるケース
相関係数0.63
標本数10, 有意水準5%
相関あり
相関係数0.87
標本数5, 有意水準5%
相関なし
同じ有意水準。見た目に反し、相関係数は小さい左の方が相関あり。
→「標本数」が違うよね。
例2.標本数が同じで有意水準が異なるケース
相関係数0.55
標本数10, 有意水準10%
相関あり
相関係数0.76
標本数10, 有意水準1%
相関なし
同じ標本数。見た目に反し、相関係数は小さい左の方が相関あり。
→「有意水準」が違うよね。
結論。見た目だけではなんとも言えない。
もしあなたの前に、相関係数の値だけをもって、相関があるとかないとか言ってる人が出現したら、「標本数」と「有意水準」もたずねてみてください。そして、ダマされないようにご注意を。
注)有意水準とは「相関あり」とか「相関なし」とかいう結論が、正しくない確率(ザックリ説明)
製品安全・PSEコンサルタント
オフィス イリエ/横浜市
Since 2012
定休日:特になし
待ちに待った(?)電安法の解説本
<協力パートナー>
・RoHS指令、REACH規則ほか
・EU機械規則、SEMI等
・EU機械規則、リスクアセスメント等
・機械安全、機能安全等
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から