IEC 60825-1, EN 60825-1, JIS C 6802

Safety of laser products（レーザー製品の安全性）

対象製品例：レーザーダイオード，光通信モジュール，産業用レーザー機器など。

　レーザーの規格は、パッと見た感じはかなり難解で、読むだけでは何を言っているのかサッパリ分からない部分が多くありますが、実際には必要の無い用語や記述も多く、分かってしまえば、なんだそんなもんかという部分も少なくありません。

　感電や火傷は確かに危険ですが、レーザーは失明や目の障害を即座に引き起こしてしまう可能性があり、決してないがしろにできないものです。認証機関での勤務時、私はほとんどのヒカリモノと、特に、強力なレーザー、複数の波長のレーザーを持つ機器、パルスレーザーといった、ちょっと特殊な製品の評価はほぼ全て担当していました（指導係）。そこで培った経験を、是非ご活用ください。

　ちなみにレーザーポインターは、消費生活用製品安全法で「携帯用レーザー応用装置」として第三者機関による安全性の検査が義務付けられているにもかかわらず、怪しいものが秋葉原やインターネットで販売されている状況が普通に見られます。どうなってるんでしょうかね・・・。